デザインびいき

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デザイン思想・思考を軸に、ビジネス・プランニング・エンジニアリングへのダイブ

国際デジタルえほんフェアと、UI/UXの中間デザインについての雑感。

デザイン思想・思考を軸にビジネス・プランニング・エンジニアリングへのダイブを試みるブログ、デザインびいき。今日は5月末に東京大学で行われた『国際デジタルえほんフェア2017』とUI/UXの中間デザインについての雑感。

国際デジタルえほんフェア

 

「デジタルえほん」って、なんとなくiPadのようなもので、子ども達が触りながら読む絵本なんだろうなあ…位しか考えてなかったのだけど、

 

なんだかこの既視感がありそうでないw、新しい生命体(子ども達)の動きと活気に気圧されながら、帰り道いろいろ考えていたのだけど、

 

定義を考えちゃうあたり、自分の理解できる範疇に落とそうとする、つまらない老いぼれ脳だなあと思いつつも、サイトを見てみると…

国際デジタルえほんフェア(Digital Children’s Book Fair)は、タブレット電子書籍リーダー、電子黒板・デジタルサイネージスマートフォンなど新しい端末におけるこども向けの絵本・書籍、その他デ ジタル表現である「デジタルえほん」を広く世界から集め展示する世界ではじめての デジタルブックフェアです。これからますます発展する「デジタルえほん」分野の魅力と可能性を体感する場であるとともに、それにまつわるアーティスト、エンジニア、企業が集う場を目指します。

 

少し前に『溶けるデザイン〜ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論』という書籍を読んだけども、既成の境界や概念にはめようとしたくなる事の無意味さとともに、

子ども達が手に取りたくなるようなもので、子ども達の知りたい・学びたい欲求を満たす体験があるのならば、それは「デジタルえほん」である、というようなことなんだろうなあ、と。

 

当日は制作者の表彰もやっていたのだけど、ロジカル・シンキングを柔らかく丸いアウトプットにするスキルの高さに、クリエイティビティの質の高さを感じました。僕はできる気がしないなあw、スゴすぎる。(審査員のシノラーはキレイだったわ)

 

子ども達が当たり前のようにタップやドラッグをしデバイスに向かって話しかけている(それも長い話し言葉w)様子をみるにつけ、「あれ?僕らの世代がこの動作を手に入れるまでってスゴい時間もかかって、とっても高度な新しい何かを手に入れた気になってたけども、凄く簡単に当たり前にやるんだなあw、ちきしょうめ!」なんて思いながら、

その光景はある種、子ども達が砂場で砂をバケツに入れるかのような、どこかで見てきた既視感のある動作のようにも見え(イミフ)、

ほんとに生まれたときからインターネットがある世代の、脳と心と体の使い方・動きの見えざる枠組みの無い感覚は、僕らと随分と異なるのだろうなというのと、僕自身、子ども達の感覚を手に入れられる日は永遠に来ない絶望感とw、

僕らの無意識下にある、余計なUI/UXの中間デザインを取り払って欲しい願望が入り乱れて、羨ましくも眩しい感じがしました。「なんで最初からこうじゃなかった!」ってねw

 

なーんだ、コレが次の世代がいることの希望か…。