デザインびいき

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デザイン思想・思考を軸に、ビジネス・プランニング・エンジニアリングへのダイブ

アラフォーデザイン部長(マネジメント層)の転職活動について。

デザイン思想・思考を軸にビジネス・プランニング・エンジニアリングへのダイブを試みるブログ、デザインびいき。今日は次なるフィールドを探して、年明けから始めたアラフォーデザイン部長(マネジメント層)の転職活動について。

 

転職活動期間:2017年1〜3月(4月位から働ければいいかなー、ちょっと緩め)

スペック:(2017/3/31迄)カカクコムグループのフォートラベルデザイン部長、在籍2年1ヶ月。73年生まれ。フォートラベルでは主にサイト全体のリニューアルの企画&デザインディレクション、デザイナーのマネジメントなどを担当。

フォートラベル以前はデザイン事務所でグラフィックデザインを7年、その後フリーランス5年、デザイン会社経営を4年。

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希望:経営層レイヤーでのデザイン責任者的ポジション、あと一緒に働く人が大事。僕自身持っていない物を持ってる人と働きたい

方法:ヘッドハンターなどエージェント経由の紹介、人脈による紹介、転職サイトや企業公式サイトなどから直接エントリー、Webっぽいイベント経由(tech conference,developers summit,meetup)

エージェントは、ネットで有名なWebサービス系全般を紹介してくれました。特に多かったのは旅行系、不動産系、フィンテック系など(当たり前だが旅行業界はウケが良いw)。入社理由を400字以内で…みたいな企業や、1回目の面談に人事部がでてくるような大企業はメンドーで断ったせいか?お会い頂いたほとんどの企業で、1回目から役員・マネジメント層とのカジュアル面談を設定して頂きました。(お時間下さりありがとうございます)

 

面談でよく聞かれた事:転職理由、フォートラベルでの具体的なサイト改善施策の進め方や効果、デザイン文化の根付かせ方、転職先選びの優先項目などなど。「また会社やろうとは思わないのですか?」「新幹線通勤してるんですね?」みたいなのもありw。

あまり大した事は聞かれなく、ちゃんと考えてデザインされているか?(考えた当事者かの確認?)それを説明できるか?思想や思考が社風に合うか?みたいな所を見られているような印象でした。

 

なるほどと思った事:デザイン責任者を欲しがる企業の特徴は主に2つ。

ひとつは、サービス拡大で儲かってきたのでそろそろデザインも…というフェーズの企業。この場合デザインの成功体験がまだ無いために、デザインが何をしてくれるのか?という所に半信半疑。デザインが無いなりの成功体験もある事から、デザインが役に立ちますという仕事の前の仕事、文化づくりが必要。

もうひとつは、既にデザイン責任者がいるが、なんとなく現状に不満がある…。これらはさらに2パターンあり、現状のデザイン責任者が、企業成長の為に、自分以外のデザイン責任者も必要と考えられる人が、デザイン責任者を努めている企業。と、そうではないデザイン責任者がいる企業w(これはメンドーなので断る)。

 

その他、転職活動での気づき:よく考えればわかるんだけど…自分も会社に在籍している時は、2月位から次年度の組織編成や予算を作ってたくせに、そういう時期なのに、のんびり転職活動してた。なので、のんびりしてるうちに、大きい会社は組織編成期間が終わってしまった…。せっかく社内の方、たくさんご紹介いただいたのに…。

僕のような、経営やマネジメント層の転職というのは、基本、新体制構築時や新規部署設置のタイミングなので、時期は大事(採用枠自体のパイはそれほど多くないけど、無いことはない)。

 

雑感(マインド):転職活動はなかなかしんどい。どこ行っても同じような事を話すのが、だんだん飽きてくる…あるいは饒舌になってなんか薄っぺらくなってくる…。

そういう中でも転職活動は少なくとも数ヶ月はやり続ける体力が必要。なのでのめり込みすぎず、心を整えるというか、浮き沈みの領域を極力コントロールする事を意識する。

まあ、それでも、漠然とした不安みたいなものに、のまれることもあるw。まあ、そういう状態である事をまず自分自身、ちゃんと認識しとく(今の僕あてにならないよ、と)。

その上で不安をいくら突き詰めても、転職先が決まる、という事以外で、不安が解決する事は無いので、そもそも転職活動について考えすぎる状態を、必要以上に作らないように、すぐ脱出できるように、毎日を送る。Huluを見る、本を読む、散歩に出かける、お酒を飲む、ご飯を食べるに集中(まぎらわすw)。



雑感(行動):転職活動を続けていると、色々な状況に順応するトライを無意識に繰り返し、少しづつムリをしてしまう。そうして気づけば、しばしば自分自身を見失ってしまっている。

自分自身を見失うと、自分の特徴、長所も見失ってしまって、結果凡人になる(良くない、意味ない)。それに気づくとさらに不安になるからw、判断力が鈍る。判断力が鈍ると取捨選択を緩めて、安心するために、応募企業数を増やし始める(末期w)…あるいはエントリーそのものが目的化してしまう(転職サイトありすぎw)。

そうしてやりとりばかりが増え、終わりがないように感じてしまい、疲弊していく…、そこにさらにエージェントから連絡が来ると、ピンと来なくても面談にいってしまったりする。そうしてさらに疲弊していくw…。

結局、蛇口は自分でコントロールしないと、大事な時スタミナ切れしちゃいますね(マイペース大事)
。スタミナ切れ始めると妥協がはじまり判断を歪めますからw…(負のループ)。

 

雑感(壁打ち相手大切):転職活動において、壁打ち相手になってくれる親しい人の存在があるかどうか?は重要。壁打ち相手がいると、自分自身とは異なる目があるので、指摘してもらえるだけでなく、刺激を受けて、自分自身の奥の声が出て来る事が多々ある。「ああそうか…僕そもそもはそう思っていたのに、いつの間にか忘れてたわ…」という再認識の瞬間は何度となくあった。

僕の場合、壁打ちしてもらう中で、自分のテンション(ポジネガ)によく気づかせてもらった。「自分から次の面談に進みたいって言ったの初めてだね」とか「会社のビルがキレイだった以外、あんまり気に入ってなさそうだね」とか
…。

転職活動の目的は、自分にあった職場をみつける事なので、そのためにも納得して転職活動を終える必要がある。納得するには、転職先決定までのプロセスや選択を、自分自身肯定できるかが大切。肯定する為にも、肯定の主体が自分自身の価値基準であることが大切。肯定する事ができれば、転職先で迷いなく仕事にフォーカスできるだろう…(多分)。なので壁打ちで早めに、あるいは適宜、気づかせてもらえる事のなんとありがたい事か。

 

こんな感じで、大切な軸を再認識し続けながら、ひとつひとつ進めていくと、ご縁のある所に、うまくおさまるのかなあという感じがしました。(まあ、全てはご縁とわかっていながら、僕自身面談で違うな…と思ってた企業からの「選考見送りのメール」でさえ、少し凹むけどねw)

 

というわけで、僕、横山義之はカカクコムグループのフォートラベルを3月末で退職し、本日より『ヘルスケア大学』『スキンケア大学』など、医師監修のWeb記事メディアを運営する、リッチメディアで働くことにしました。

医師監修のWeb記事メディアである、というリッチメディアコンテンツの信頼性をしっかりユーザーに伝え、いわゆるコピペキュレーションとの差別化を図り、デザインとデータとエンジニアリングを駆使して、ユーザーにやさしく寄り添うサービスになるべく働いていこうと思っています。

ナイーブな領域であることは十分承知しており、時には困難な状況に戸惑う事もあろうかと思いますが、それでも、ひとりでも多くのユーザーの小さな安心や、次の一歩をサポートできるような存在を目指す企業にJoinする事は、取り組む価値のある仕事であろう…という思いでこの度リッチメディアを選択致しました。引き続き、ご指導よろしくお願いします。